14日の日経平均株価は、米国やアジア株の上昇に引っ張られて値を上げたが、じわじわと下げるドルやもう一息の刺激がなく、薄商いで、前週末比89円23銭高の8603円70銭と続伸した。終値としては3営業日ぶりに8600円台を回復した。東証1部の出来高は14億1434万株。売買代金は8207億円で、10月24日以来3週間ぶりに9000億円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり1059銘柄、値下がり441銘柄、変わらず148銘柄。
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、ユーロの堅調でドルは対円でも売りが優勢となり、1ドル77円辺りまで下落した。午後5時現在は、77円07~10銭と、前週末比38銭のドル安・円高水準で推移しているようだ。イタリアのモンティ新政権に対する期待感から、欧州情勢は落ち着いて来たもののこの先はまだまだ不透明だが、株式やユーロ買い・ドル売りなど、リスクを選好する動きが広がったようだ。こうした中でドルは対円で軟化し、10月末の政府・日銀によるドル買い・円売り介入以来の安値77円04銭まで下げる場面もあったようだ。結局、介入も一時的なもので根本的な解決策がないと円高は解消されないだろう。
今日のトヨタは反発したが、反発の度合いはまだまだのようだ。大体天下のトヨタがこんなに下げるのか。三菱重工は地味ながらそれなりにしっかり、コマツはなかなか元気がいいようだ。
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