10日の日経平均株価は、米国株、アジア株が安値に引けて先物への売りが止まらず、前日比254円64銭安の8500円80銭と大幅反落し、ほぼ安値引けだった。しかし、心理的フシ目に接近したところで下げ止まるなど終始8500円台で推移した。東証1部の出来高は19億6348万株。売買代金は1兆1888億円。騰落銘柄数は値上がり147銘柄、値下がり1446銘柄、変わらず71銘柄。
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、投資家が欧州事情を警戒する中、好材料もなく、午後も1ドル77円台後半での小動きに終始したようだ。しかし、欧州勢のドル売り・円買いでドルが安値を更新したようだ。午後5時現在は77円64~65銭と前日比06銭のドル高・円安だった。9日の海外市場で国債利回りが「危険水準」とされる7%を突破したイタリアの金利動向をにらみ、後場にユーロが対ドル、対円で売り込まれたようだ。イタリア国債の利回り急上昇と日本やアジアの株安が嫌気されたようだが、今後もイタリアなど欧州経済状況から目を離せない状況が続きそうだ。
トヨタが安い。年初来最安値を更新したようだ。コマツも大きく値を下げているが、地味な銘柄の三菱重工はやや堅いようで下げ幅もそう大きくはないようだ。
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