9日の日経平均株価は、オリンパス問題を引きずり銀行株も安値を呼んで苦しい展開となったが、三井住友が値を戻したことでやや好転し、前日比99円93銭高の8755円44銭と3営業日ぶりに反発した。引けにかけて買い戻しが加速し、上げ幅を100円超に拡大する場面があった。三井住友は過去に報じられたオリンパス不正会計への関与のうわさが、短期筋に蒸し返されたという。東証1部の出来高は18億42万株。売買代金は1兆863億円。騰落銘柄数は値上がり1311銘柄、値下がり263銘柄、変わらず84銘柄。
 
 
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、政府・日銀のドル買い・円売り介入に対する警戒感が弱まったことから、1ドル77円台後半に下落した。午後5時現在は77円58~60銭と前日比45銭のドル安・円高だった。海外市場の流れを引き継いで朝方は77円70銭近辺でもみ合ったが、その後はドルが売られて値を下げたようだ。午後は材料を求めて動きが止まり、77円50銭近辺で下げ渋ったようだ。今後はギリシャでの大連立政権の発表と、辞意を表明したイタリアのベルルスコーニ首相の後任問題の動向が注目される。欧州の混乱が市場の最大の関心事だという。
 
 
今日はトヨタがやや持ち直した。それでも超低空飛行は変わらないようだ。三菱重工とコマツはしっかりと値を伸ばしている。特にコマツはなかなか好調のようだ。
 
 
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