8日の日経平均株価は、オリンパスショックで投資家心理が冷え込んで広い業種への売りが広がって、前日比111円58銭安の8655円51銭と大幅続落だった。終値としては3営業日ぶりに25日移動平均線を下回った。先物への断続的な売りに押されて一段安となった。日経平均は下値を模索し、一時120円超安を付けた。東証1部の出来高は18億4598万株。売買代金は1兆124億円。騰落銘柄数は値上がり182銘柄、値下がり1429銘柄、変わらず46銘柄。
 
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、介入への警戒感が根強く、投資家に様子見心理が広がったようで、午後も1ドル78円台前半で推移したようだ。午後5時現在は78円03~08銭と前日比12銭のドル安・円高だったようだ。市場では、依然として介入警戒感が根強いようで、政府・日銀の大規模なドル買い・円売り介入以降も、実施の事実を公表しない「覆面介入」を行っていたとする外国通信社の報道も警戒を煽っているようだ。さらに、イタリアのベルルスコーニ首相に対する事実上の信任投票となる重要法案の下院採決を控えていることも、こう着感を強める要因となったようだ。どうも一難去ってまた一難の世界経済のようだ。
 
 
トヨタが発表した2011年9月中間連結決算(米国会計基準)は、期間前半の東日本大震災の影響による大幅減産が響き営業損益は325億7300万円の赤字に転落した。株価も冴えず続落で引けている。三菱重工も反落、コマツも小幅ながら値を下げている。
 
 
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