4日の日経平均株価は、米国株高や先物への買いで上げ幅を広げて、前営業日比160円98銭高の8801円40銭と4営業日ぶりに大幅反発だった。それでも円の強含みを背景に後場寄り直後には伸び悩む場面もみられたが、25日移動平均線が意識されて下値は限られたようだ。東証1部の出来高は16億7140万株。売買代金は1兆1531億円。騰落銘柄数は値上がり1262銘柄、値下がり286銘柄、変わらず114銘柄。
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、材料待ちで、1ドル78円近辺の小幅な値動きに終始したようだ。午後5時現在は、1ドル78円05~06銭と前営業日08銭の小幅ドル安・円高だった。今夜に予定されている10月の米雇用統計発表とG20首脳会議の首脳宣言採択を待ちたいとして、大きな動きはなく、終日78円ラインで推移したようだ。下値は、政府・日銀のドル買い・円売り介入に対する警戒感が根強いことや先日の介入で相当額の投機筋・輸出企業のドル売り注文が消化されたことから、78円を大きく割り込むことはなかったようだ。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに大きく値を上げている。特に三菱重工とコマツは幅が大きい。条件さえ整えば日本株は一気に値を上げるだろうが、少なくともドルが85円程度にならないと難しいだろう。
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