1日の日経平均株価は、米国やアジア株安に加えて、円高と介入警戒が重なって、前日比152円87銭安の8835円52銭と大幅続落。終値としては4営業日ぶりに8900円を割り込んだ。先物への断続的な売りも下値模索に拍車をかけたようだ。東証1部の出来高は14億6678万株。売買代金は1兆561億円。騰落銘柄数は値上がり429銘柄、値下がり1095銘柄、変わらず138銘柄。
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、政府・日銀による追加介入に対する警戒感から神経質な取引となったようだ。午後は一時1ドル78円割れかと思われるレベルまで下落したが、おおむね78円台前半でもみ合ったようだ。午後5時現在は78円09~10銭と前日比70銭のドル安・円高だった。
今日は開始直後に79近まで急伸したような局面は、午後には見られなかったが、市場参加者の間では、政府・日銀による追加の円売り介入警戒感が相当強く、緊張した状態だったようだ。さらに、大手邦銀が78円付近にドル買いの注文を入れているとの観測が市場で広まっていると言われ、昨日の海外市場で付けた安値の77円台後半を目指す動きにはつながらなかったようだ。
今日はトヨタが大きく値を下げて引けている。自動車業界はいいところがないようだが、電気器具業界なども液晶テレビの衰退など構造改革を迫られているようだ。三菱重工は1円と言う小幅な下げだったが、大きく下げるかと思われたコマツはそれほどでもなかったようだ。
日本ブログ村へ(↓)