28日の日経平均株価は、米国株高に引っ張られたのか大きく上げたが、週末とあってか、上値で重かったようだ。それでも9,000円の底は堅く、前日比123円93銭高の9050円47銭と大幅続伸だった。終値としては9月1日以来約2カ月ぶりに9000円台を回復した。東証1部の出来高は21億6380万株。出来高20億株突破は10月5日以来。売買代金は1兆4934億円。騰落銘柄数は値上がり933銘柄、値下がり602銘柄、変わらず130銘柄。
 
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州の債務問題が落ち着いて来たので、目先の材料出尽くし感が広がる中、1ドル75円台後半の狭いレンジで推移したようだ。午後5時現在は75円83~84銭と前日比08銭の小幅ドル高・円安だった。政府・日銀のドル買い・円売り介入に対する警戒感も、「断固たる決意で」の口先だけで何も手がないようなのでなめられているのか、ドルは高値を呼ばなかったようだ。
 
 
月末を迎えた輸出企業のドル売りもあって前日付けた東京市場としての戦後最安値(75円84銭)をわずかに更新したようだ。欧州債務問題が落ち着いて来たので、今後は、視点が米国の景気や経済指標に移る可能性があるというが、、株が上昇している中での実施は国際的な理解を得にくいとの見方も強まっているようだ。
 
昨日のトヨタは何とか値を上げて引けている。まあまあと言うところだろうか。三菱重工はやや渋いがそ
れでもいいところだ。コマツはこのところ元気がいい。6連騰ということだが、あっという間に2,000円台を回復した。
 
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