26日の日経平均株価は、先物への買いが何とか株価を支えて下げ幅を縮めたが、前日比13円84銭安の8748円47銭と小幅ながら続落だった。イタリアが財政再建策に進展があったとの報道で、アジア株も軒並み上昇した。しかし、超円高が重しになり、日経平均の上値は限られたようだ。東証1部の出来高は14億6096万株。売買代金は9221億円。騰落銘柄数は値上がり587銘柄、値下がり884銘柄、変わらず180銘柄。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州債務問題の先行き不透明感を受けて下落し、一時、東京市場での戦後最安値となる75円86銭を付けた。午後5時現在は1ドル75円92銭と前日比19銭のドル安・円高だったようだ。欧州危機が収束の方向を示せないことから、安全資産とされる円が買われ、ドルは戦後最安値となる75円73銭を付けたようだ。
東京市場でも海外の流れを引き継ぎ、ドルは76円を軸に取引されたが、やはり政府は無策で安住淳財務相の介入宣言も、同様の発言が連日繰り返されている。特に驚きはないと相手にされず、ドル買い・円売りの材料とはならなかったようだ。しかし、介入期待でドルの買い持ちをしているので、介入があれば、利益確定のドル売りに走るだろうという見方もあるようだ。
今日のトヨタは小幅な続落でやはり超円高は厳しいようだ。三菱重工は変わらず、コマツだけが中国株高のせいか値を上げて引けている。
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