24日の日経平均株価は、中国のお景気上向きに引き上げられて反発したがもうひと押しが足りずにこう着するも、前週末比165円09銭高の8843円98銭と3営業日ぶりに大きく反発した。東証1部の出来高は13億3938万株。売買代金8451億円。9000億円割れは6営業日連続。売買代金9000億円割れの記録は、03年7月28日-03年8月13日の13営業日連続がある。騰落銘柄数は値上がり1283銘柄、値下がり274銘柄、変わらず105銘柄。なお、日中値幅は82円26銭だった。

24日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル76円台半ばに上伸後、同前半でもみ合う展開だった。政府・日銀の市場介入に対する警戒感と輸出企業などのドル売りに上下動を阻まれたようだ。午後5時現在は1ドル76円22~24銭と前週末比48銭のドル安・円高だった。前週末の急激なドル安・円高で財務相が、断固たる措置を取らなければならないと発言したため、朝方は一時、介入警戒感から76円50銭近辺まで買われたようだ。しかし、ドル買いの勢いは続かず、売り遅れていた市場参加者が76円50銭近辺でドル売りを出したことから伸び悩んだようだ。
 
トヨタは、タイの大規模な洪水で部品調達に影響が出たとして、同日から28日にかけて車両組み立てを手掛ける愛知県内4工場の生産を調整すると発表した。洪水に増産も水を差された格好のようだ。株価の伸びもやや渋いようだ。サイバー攻撃で軍事技術情報流出の可能性がある三菱重工も値を伸ばしたがやや伸びに冴えがないようだ。コマツは中国景気で大きく値を伸ばしている。
 
 
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