21日の日経平均株価は、欧州の状況を見たいという気持ちと先物への売りで、前日比3円26銭安の8678円89銭と小幅ながら続落で引けた。さらに底が抜けるかと思ったが、25日移動平均線が意識されて下げ止まったようだ。東証1部の出来高は13億1969万株。売買代金は7755億円と今年最低を記録。終日取引で5営業日連続の9000億円割れは03年12月22日-03年12月29日以来となる。騰落銘柄数は値上がり628銘柄、値下がり847銘柄、変わらず183銘柄。
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、不穏な空気が漂う中で材料もなく、1ドル76円台後半で小幅な値動きとなったようだ。午後5時現在は、1ドル76円70~72銭と前日比04銭の小幅ドル高・円安で推移しているようだ。終末のEU財務相会合、23日に同首脳会議があるのでその影響を見極めたいとして取引が手控えられたようだ。ドルが売られる場面もあったようだが、これと言った材料もなく、落ち着いた動きが続いたようだ。
ドルと円は、対ユーロで同一方向に動きやすい状態にあり、レンジ相場が長く続いているので、これを打破する動きが出れば、75円台に突入する可能性があるというが、1,000兆円の借金を抱える国の通貨がどうして安定資産だろうか。
今日のトヨタは小幅な下落で終わった。タイの洪水被害が東南アジアの生産に影響を与えているというが、それが嫌われたのだろうか。三菱重工とコマツは小幅ながら値を上げている。
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