20日の日経平均株価は、アジア株安やユーロの下落などの不安要素で、前日比90円39銭安の8682円15銭と反落だった。終値としては10月7日以来2週間ぶりに8700円を割り込んだ。売り買いともに薄商いのなか、横ばい推移が続いたようだ。日中値幅は61円39銭。東証1部の出来高は14億5787万株。売買代金は8822億円と、4営業日連続の9000億円割れ。騰落銘柄数は値上がり371銘柄、値下がり1153銘柄、変わらず136銘柄。
 
20日午前の東京外国為替市場のドル円相場は、23日開催のEU首脳会議に向けた様子見で、手掛かり材料を欠き、1ドル76円台後半での小動きに終始したようだ。このところ本当に狭い範囲で動いているようだ。午後5時現在は、76円66~71銭と前日比08銭の小幅ドル安・円高だった。市場の関心は欧州債務危機問題に向かっており、円相場は、商い自体も薄く、完全になぎの状態だという。相場を主導するユーロは、午後にかけて売りが先行し、欧州勢が売買に参加し始める夕方に入ると、この日の東京市場の対ドル、対円で安値を更新したようだ。ニュースのヘッドラインで一喜一憂し、相場が振り回される状況が続いている。そのくらい材料不足に陥っている。今夜も同様の展開になるだろうという見方が多いようだ。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにどれもしっかりと落ちているが、トヨタがやや踏ん張っているのはもう落ちる余地がないからだろうか。欧州危機が収束するとかドルが上げるとか、もう少し何とかならないものだろうか。どうもギリシャのあの状態を見るとどうにもなりそうもないようだ。
 
 
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