航空自衛隊小松基地(石川県小松市)所属のF15戦闘機から外部タンクなどが落下した事故で、事故機本体には異常がなかったことが20日、空自の調査で分かった。空自はタンクや主翼につり下げる懸架装置(パイロン)に問題があった可能性があるとみて、製造企業に精密検査を依頼した。
空自が同日、一川保夫防衛相に事故調査の中間報告を行い、公表した。空自によると、回収した破片などを調べた結果、タンクは飛行中に破裂した可能性が高いことが判明。タンク内部の空気圧が過剰に高まったほか、静電気や配線のショートで残っていたわずかな燃料が発火、爆発したことが考えられるという。
米軍は増槽は消耗品と言うが、航空自衛隊はかなり大事に使っていたのだろう。大きな炎が上がったというのでやはり増槽の爆発だろうか。主力戦闘機が飛行展示で地を這っているようではいけない。早く原因を解明して通常の状態に戻さないと防空に穴が開く。
最強戦闘機も配備から30年、そろそろ老朽化の声が聞こえてくるだろう。次の戦力の整備を早急に進める必要があるだろう。F-2を中途半端な共同開発などにしなければ航空自衛隊の戦闘機も正常な更新が出来たかもしれない。やはり主力兵器は国産で行かないといけないようだ。
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