4日の日経平均株価は、米国先物がやや落ち着いたこともあって下げ幅を縮めて盛り返したが、前日比89円36銭安の8456円12銭と3日続落。前場の高値を上回ったものの、戻りは限定的で、終値としては5営業日ぶりに8500円を割り込んだ。東証1部の出来高は20億6924万株。売買代金は1兆3182億円。騰落銘柄数は値上がり299銘柄、値下がり1287銘柄、変わらず81銘柄。
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、材料難の中、1ドル76円台後半で小動きだったようだ。午後5時現在は76円67~68銭と前日比24銭のドル安・円高だったようだ。ギリシャに端を発する欧州債務問題に対する懸念が強まり、ユーロを売って安全資産とされるドルや円を買う動きが広まったために、ユーロは朝方の海外市場で急落し、対円では約10年ぶりに1ユーロ100円台を付けたようだ。ギリシャ問題が落ち着かないと株も為替も当分は不安定な状況の中での取引になるだろう。
米国での販売不振にくるっしむトヨタは大きく値を下げている。カムリが好調で震災の影響も薄れてくるだろうから今後は盛り返すだろう。三菱重工も下落、コマツも大きく値を落として1,500円台となっているが、欧州問題が落ち着くところに落ち着かないと右上がりはないだろう。
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