3日の日経平均株価は、香港市場の急落やユーロの弱含みで8,500円を割り込む場面もあったようだが、その後はやや買い戻されて、前週末比154円81銭安の8545円48銭と大幅続落だった。しかし、外部環境に変化がないので分偵な相場が続きそうだ。東証1部の出来高は19億2219万株。売買代金は1兆1965億円。騰落銘柄数は値上がり249銘柄、値下がり1354銘柄、変わらず61銘柄。
 
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル766円台後半に小幅ながら上伸したようだ。前週末の海外市場で進んだドル高の流れを引き継いで、朝方は約半月ぶりに77円を超えたが、午後は伸び悩んだようだ。午後5時現在は1ドル76円91~95銭と前週末比23銭のドル高・円安だった。
 
前週末の欧米市場では、欧州経済の先行き不透明感を背景に、安全性資産としてドルを選好する動きが広がり、ドルは対ユーロ、対円で堅調に伸びた。この流れを引き継いでドルは高値で推移したが、午後遅くに欧州勢が参入すると、対円でユーロ売りが優勢となり、つれてドルも伸び悩んだようだ。ギリシャの2011年の財政赤字が政府目標を超過し、2012年も赤字見通しが引き上げられたことが伝えられており、これが円買い・ユーロ売りを促したようだ。
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに大きく下げているのはやむを得ないだろう。全国軽自動車協会連合会が発表した9月のブランド別軽自動車販売台数によると、ダイハツが前年同期比14.0%減の5万2092台でシェアトップとなった。9月から軽自動車の販売を開始したトヨタは216台、シェア0.1%で静かなスタートとなったようだ。
 
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