28日の日経平均株価は、アジア株の不安定が伝染して日経も売りに押される場面もあったようだが、何とか踏み止まって、前日比5円70銭高の8615円65銭と小幅続伸。小高い水準で底堅い推移が続き、終値でも配当落ち分の68円程度を埋めた。東証1部の出来高は18億5953万株。売買代金は1兆2327億円。騰落銘柄数は値上がり1323銘柄、値下がり271銘柄、変わらず60銘柄。

28日の東京外国為替市場のドル円相場は、実需と介入警戒感が交錯し、1ドル76円台半ばでもみ合う展開となったようだ。午後5時現在は1ドル76円42~43銭と前日比04銭のドル高・円安だったようだ。独首相がギリシャ支援継続の方針を表明したことで、欧州債務問題に対する投資家の不安心理もやや和らぎ、ユーロが対ドル、対円で買われたことをきっかけに、ドルも対円で上伸し、東京市場は76円台後半から始まった。その後は、9月中間期末を目前に控えた輸出企業による実需のドル売り・円買いに押される形で、76円台半ばへと押し戻されたが、政府・日銀によるドル買い・円売り介入に対する警戒感も強い中、方向感を欠いてもみ合ったようだ。今月末ぎりぎりまでこうした動きが続きそうだという。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工はやや値を上げて引けているが、コマツは小幅ながら値を落としているのは中国株の軟化のせいだろうか。三菱重工はF-2の生産を終了したが、戦闘機製造技術は何とか継承できるよう国に働きかけて頑張ってほしいところだ。
 
 
日本ブログ村へ(↓)