防衛省は26日、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)に関する製造メーカーなどからの提案書の募集を締め切り、米英などが共同開発中のF35ライトニング2、米海軍のFA18E/F、欧州共同開発で英独伊などが採用しているユーロファイターの3機種が応募した。防衛省は年内の機種選定に向け審査を本格化させるが、F35の開発状況や国内防衛産業の基盤維持への貢献度が焦点となる。
FXは老朽化した空自F4戦闘機の後継で、約40機を取得する。11月末までに導入機種を決め、12月に安全保障会議で了承を得た上で平成24年度予算案に数機分の調達経費を計上する。
審査では3機種の提案書の内容について、(1)機体や武器の性能(2)維持管理を含む経費(3)国内企業の参加形態(4)納入後の支援態勢-の項目で点数化し、最も得点の高い機種を選ぶ。
敵のレーダーに捕捉されにくいステルス性の高さが特徴で最新鋭の「第5世代機」はF35のみで、空自に導入を求める声が強い。
ただ、開発の最終段階となる運用試験は29年春まで待たなければならず、政府が要求する同年3月までの完成機の納入が不安視されている。
また、空自F2戦闘機が27日の最終号機納入で生産ラインが止まる中、国内の戦闘機生産・技術基盤の維持もFX選定で重要な検討項目となる。ほかの2機種と違い、F35はライセンス生産の望みが薄く、防衛省がこれをどう判断するかも注目される。
FXは老朽化した空自F4戦闘機の後継で、約40機を取得する。11月末までに導入機種を決め、12月に安全保障会議で了承を得た上で平成24年度予算案に数機分の調達経費を計上する。
審査では3機種の提案書の内容について、(1)機体や武器の性能(2)維持管理を含む経費(3)国内企業の参加形態(4)納入後の支援態勢-の項目で点数化し、最も得点の高い機種を選ぶ。
敵のレーダーに捕捉されにくいステルス性の高さが特徴で最新鋭の「第5世代機」はF35のみで、空自に導入を求める声が強い。
ただ、開発の最終段階となる運用試験は29年春まで待たなければならず、政府が要求する同年3月までの完成機の納入が不安視されている。
また、空自F2戦闘機が27日の最終号機納入で生産ラインが止まる中、国内の戦闘機生産・技術基盤の維持もFX選定で重要な検討項目となる。ほかの2機種と違い、F35はライセンス生産の望みが薄く、防衛省がこれをどう判断するかも注目される。
いよいよ最終段階に入ったF-X選定作業だが、今回はなかなか結果が見えて来ない。F-4の後継40機とは言っても場合によってはMSIP近代化改修を受けないF-15の後継も兼ねる可能性のある機体なだけに選定は慎重にならざるを得ないだろう。空自としてはF-35だろうが、装備時期の問題とライセンス生産の可否についての不透明さが付きまとう。
FA-18かタイフーンかと言えば一長一短だろうが、次のF-Xに耐えられるかと言う問題があるだろう。ATD-Xの実用化に見通しがあれば、ここはつなぎと考えてもいいのだろうが、技術的にも予算的にも見通しは厳しいようだ。しかし、中国は太平洋への安定した進出路を確保するために尖閣諸島と先島諸島に虎視眈々と目を光らせている。
最近の財政難で空自を含め自衛隊の予算は軒並み削られて正面装備は減少の一途をたどっている。しかし、離島作戦には制空権の確保が欠かせない。戦闘機の数を増やすことが出来ないなら空自は自然と個体優勢へと向かうだろう。そうなると結果は見てくるように思う。
26日午後4時50分ごろ、沖縄県・尖閣諸島久場島の北北東約145キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船「科学3号」がワイヤのようなものを垂らして航行しているのを、第11管区海上保安本部(那覇市)の航空機が確認した。事前通報と異なる海域だったため警告したところ、事前通報の海域に向かったという。
11管によると、航空機が調査船に無線で「事前の同意内容と異なる海域での調査は認められない」と警告したが、応答はなかった。周辺海域では25日も、中国の海洋調査船「北斗」が事前通報と異なる海域で航行。警告を受け、事前通報の海域に移動した。
11管によると、航空機が調査船に無線で「事前の同意内容と異なる海域での調査は認められない」と警告したが、応答はなかった。周辺海域では25日も、中国の海洋調査船「北斗」が事前通報と異なる海域で航行。警告を受け、事前通報の海域に移動した。
中国はどうしても尖閣を取りに来るのだろうか。どうもその時期は意外に迫っているのかもしれない。そのとき日本はどう対応するのか。本当に尖閣諸島を自国の領土として保全する気があるなら目に見える形での実効支配は欠かせないところだが、口で言うだけでは領土の確保はおぼつかない。
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