20日の日経平均株価は、米国株安に押されて、前週末比142円92銭安の8721円24銭と3営業日ぶりに大幅反落だった。円の強含みも足を引っ張ったようだ。東証1部の出来高は14億1621万株。売買代金は9668億円と7営業日ぶりに1兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり188銘柄、値下がり1398銘柄、変わらず78銘柄。
 
連休明け20日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル76円台半ばでもみ合ったようだ。欧州債務問題を背景に、ユーロ売り圧力が強まり、安全資産とされる円を買う動きが広まったようだ。米国の経済政策の行方も見たいとの様子見気分が高まり、こう着感が強い展開となったようだ。午後5時現在は76円53~54銭と前週末比19銭のドル安・円高だった。FOMCでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が短期債を売却し期間のより長い国債を買い入れる「オペレーション・ツイスト」を導入するとの見方が広がっており、市場ではすでに相当程度、織り込まれているので何らかのサプライズがない限り、相場への影響は限定的と言う見方が大方のようだ。
 
株価の下落には慣れたが、三菱重工が大きく下げているのはサイバー攻撃の影響だろうか。まあ、三菱重工だけでなく、トヨタ、コマツもそれなりに下げてはいるのだが、三菱重工は日本の防衛を支える企業なだけにちょっと心配なところだ。
 
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