15日の日経平均株価は、今晩の米国で発表される8月消費者物価指数など重要な経済指標を前に様子見ムードが強まり、こう着商状となり、おまけに上海総合指数が下げに転じるなどアジア株の上値が重く、日経平均も上げ幅を縮小する場面があったが、前日比150円29銭高の8668円86銭と大幅反発だった。東証1部の出来高は16億8610万株。売買代金は1兆404億円。騰落銘柄数は値上がり1316銘柄、値下がり248銘柄、変わらず104銘柄。
 
 
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、重要な米経済指標の発表を控え、1ドル76円台後半での小動きとなったようだ。午後5時現在は76円72~74銭と前日比18銭のドル安・円高だったようだ。14日夜(日本時間)に発表された8月の米小売売上高は市場予想を下回ったようで、ドルを売って、比較的安全な資産とされる円を買う動きが広まったが、76円台半ばでは円売り介入に対する警戒感が高まるようで、値幅は限定的だったようだ。
 
今夜の8月の米消費者物価指数、9月の米ニューヨーク州製造業景況指数、同月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が注目されている。とりわけ消費者物価指数が低下傾向を示せば、米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加金融緩和が検討される場合の説得する材料となり得るという見方があるようだ。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工はしっかりと値を上げているが、中国頼みのコマツはよろしくないようで値を下げているようだ。この先も当分の間、株価は神経質な動きになりそうだ。
 
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