14日の日経平均株価は、アジア株が下げたことや円が踏み止まって下げないことなどを嫌気して、前日比97円98銭安の8518円57銭と反落し、9月12日の年初来安値を下回った。3月15日以来となる8500円割れの場面もあったようだ。午後になると、欧州債務問題が意識され、上値が重かったようだ。東証1部の出来高は17億7640万株。売買代金は1兆1175億円。騰落銘柄数は値上がり285銘柄、値下がり1286銘柄、変わらず97銘柄。
 
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、ユーロ圏の債務問題に関心が集まる中で相場を押し上げるような材料もなく、1ドル76円台後半での小動きとなったようだ。午後5時現在は1ドル76円90~92銭と前日比06銭の小幅ドル安・円高で推移したようだ。日本時間15日未明に予定されているギリシャ、独、仏の3国首脳の電話会談を見届けたいとする気分が強かったようだ。何とか77円台に乗せる局面もあったが、ドル買いの勢いが続かず、76円台後半に押し戻されたようだ。当分の間は77円近辺でもみ合いそうだという。
 
今日はトヨタ、三菱重工は小安く下げる程度で踏みとどまったが、コマツは大きく下げたようだ。中国依存が大きいようだからアジア株安は効くのかもしれない。
 
日本ブログ村へ(↓)