6日の日経平均株価は、アジア株の下落、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物安、ユーロの軟化など外部環境の悪化を背景に、日経平均は先物主導でさらに下値したようで、前日比193円89銭安の8590円57銭と3日続落。3月15日に付けた終値ベースの年初来安値8605円15銭を下回って引けた。8600円割れは09年4月28日以来約2年4カ月ぶり。一方で金などの安定資産は高騰しているようだ。東証1部の出来高は21億132万株。売買代金は1兆2748億円。騰落銘柄数は値上がり307銘柄、値下がり1248銘柄、変わらず103銘柄。
 
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、ユーロの動向に市場参加者の関心が集まる中、独自の手掛かり材料を欠き、小動きとなったようだ。午後5時現在は1ドル76円75~77銭と前日比05銭のドル安・円高で推移しているようだが、米国では円が下げているようだ。米ISM非製造業景況指数の発表を今夜に控え、積極的な取引を手控える市場参加者が多く、ユーロ安や株安を受け、投資家の安全資産志向が強まったため、夕方にかけてドルは対円でじり安となったようだ。

市場では、政府・日銀の介入警戒感は残るが、景気減速懸念が強いドルにも買う理由が見当たらないといい、今後もレンジ取引が続くとの見方が有力のようだ。投機家の関心はユーロなど動きのある通貨に移っているという見方もあるようだ。
 
まあ、じたばたしても始まらないが、トヨタ、三菱重工、コマツとも大きく下げているようだ。トヨタなどは年初来安値を更新と言うが、トヨタのこんな株価はこれまで見たことがない。状況は相当に厳しいようだ。今は買い時かも知れないが、ちょっと先が見えないので長く持てないと勧められないだろう。
 
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