5日の日経平均株価は、これといった材料のない中で、アジア株の下落が嫌気されて、一段安となった。一時は8800円台まで値を戻したが、円の強含みなどが上値の重しになり、戻りは限られ、前週末比166円28銭安の8784円46銭。終値としては8月26日以来約1週間ぶりに8800円台を割り込んだ。東証1部の出来高は15億9508万株。売買代金は1兆2億円。騰落銘柄数は値上がり311銘柄、値下がり1236銘柄、変わらず111銘柄。
 
週明け5日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧米経済の先行き懸念と為替介入に対する警戒感との間で方向感を欠き、1ドル76円台後半で小動きだったようだ。午後5時現在は76円80~81銭と前週末比03銭の小幅ドル安・円高だった。先週末に発表された8月の米雇用統計が市場予想を下回り、欧州でも債務問題が再燃するなどしたことから、投資家の不安心理が増幅し、ドル安・円高圧力が強まった。
 
このため、朝方からドルはじりじりと値を下げる展開となったようだ。しかし、政府・日銀によるドル買い・円売り介入に対する警戒感も根強いようだ。また、日本時間の9日朝には、オバマ米大統領による景気対策の発表が控えていることなどもあり、積極的なドル売り・円買いにはつながらなかったようだ。
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツとも大幅な下落でどこまで下げるのかと言う風情のようだ。トヨタはリーマンショックの時もここまでは下げなかったのではないだろうか。コマツも2000円台を大きく割り込んで引けている。
 
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