野田佳彦首相に外国人献金問題が浮上したことを受け、自民党など野党は次期臨時国会を早期に召集し、首相が説明責任を果たすよう政府・与党に迫る方針だ。民主党は「大した問題ではない」と冷静に受け止めているが、自民党は「ほかにも問題を抱えた閣僚がたくさんいる。臨時国会が楽しみ」(国対幹部)と勢いづいている。

自民党の山本一太参院政審会長は3日、毎日新聞の取材に対し「(外国人献金問題で外相を辞任した民主党の)前原誠司政調会長と同じだ。臨時国会で徹底的に追及する」と強調した。前日には、シビリアンコントロール(文民統制)を巡る発言で一川保夫防衛相が物議を醸しており、自民党は個々の閣僚にも照準を定めて追及の準備を進めている。

ただ、東日本大震災の復興に向けた11年度第3次補正予算案を審議する臨時国会で、新政権の「粗探し」を優先すれば、逆に自民党が批判されかねないリスクもある。同党幹部は「外国人献金問題は自民党にもあるかもしれない。しつこく攻めるのはやめた方がいい」と漏らした。

公明党の山口那津男代表は「首相は早く国会で説明責任を果たし、この問題を乗り越えるべきだ」と述べ、国会審議に影響しないよう首相に速やかな対応を要求。社民党幹部は「スキャンダル合戦を国民は望んでいない」と語った。野田首相は3日、「国民に説明する考えはあるか」との記者団の問いかけに無言だった。
 
やってはいけないと決められたことはやってはいけない。小学校で習わなかったのかな。内閣総理大臣になろうという人が決まりを守れないのは困ったことだ。どうして民主党の議員はどいつもこいつも外国人から金をもらっているのか。まさか外国に国を売り渡そうとしているんじゃないだろうな。元々国家と言う概念の薄い国民だから国がなくなってもあまり関係ないとか言い出さないだろうな。
 
会津藩の藩訓に、「ならぬものはならぬ」というのがあったそうだが、やってはいけないということはやらないことがけじめではないのか。これでは誰も清廉な政治などと言うことは口に出来なくなる。もっとも、「清廉な政治」などというのは単なる掛け声かも知れないが。
 
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