30日の日経平均株価は、投資家の警戒感も和らいで来たが、9千円にはいまだに抵抗があるようで、前日比102円55銭高の8953円90銭と4日続伸ながら9000円には重かったようだ。終盤は戻り売りに押されて上げ幅を縮小する場面があった。東証1部の出来高は18億3235万株。売買代金は1兆1437億円。騰落銘柄数は値上がり1393銘柄、値下がり185銘柄、変わらず82銘柄。
30日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の景気後退懸念が和らいだことから76円台後半で底堅く推移したものの、夕方にかけて持ち高調整のドル売り・円買いの動きが広まり、やや取引水準を切り下げたようだ。午後5時現在は76円69~70銭と前日比05銭のドル高・円安だったようだ。
欧米の景気後退、財政危機が和らいだことで株価が上伸、東京市場でも日経平均株価が堅調に推移し、投資家心理も改善したようだ。しかし、月末とあって、断続的な輸出企業のドル売り・円買い需要が見られるようで、ドルの上値は限られ、77円台を付けるまでの勢いは続かなかったようだ。財務相として昨年9月以降、これまで3度の為替介入を行った野田佳彦民主党代表が、衆参両院本会議での首相指名選挙を経て、新首相に選出されたが、相場への影響はなかったようだ。
乗用車メーカー8社が30日まとめた7月の国内生産実績は、東日本大震災の影響による部品不足がほぼ解消され、各社が回復基調を見せている。しかし、前年同月はエコカー補助金終了前の駆け込み需要に対応するため、生産が高水準で推移したことで、日産を除く7社が前年同月比マイナスとなったようだ。
トヨタの国内生産は、同12.5%減の26万2328台だった。前年水準を下回ったものの、6月実績に比べて減少幅は縮小したというが、ディーラーは受注はあるものの玉がないという状況が続いているようだ。以前のように展示車が1台もないので聞いてみたら、展示車に回す車がないとのこと、車屋に展示車がないというのも異常事態だろう。カーナビの生産も遅れてはいるが大分回復してきたと話していた。
トヨタの国内生産は、同12.5%減の26万2328台だった。前年水準を下回ったものの、6月実績に比べて減少幅は縮小したというが、ディーラーは受注はあるものの玉がないという状況が続いているようだ。以前のように展示車が1台もないので聞いてみたら、展示車に回す車がないとのこと、車屋に展示車がないというのも異常事態だろう。カーナビの生産も遅れてはいるが大分回復してきたと話していた。
今日のトヨタは小幅な反発、小幅でも反発は気持ちがいい。三菱重工は反落、これは利益確定か。コマツは何とか値を伸ばして2千円台を回復している。
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