24日の日経平均株価は、為替の状況、アジア株の下落、そして止めのムーディーズの日本国債格下げなどで、前日比93円40銭安の8639円61銭と反落だった。戻りを試す場面もみられたようだが、上値は限定的で、アジア株が再び下げ基調を強めると、日経平均は下値を模索し、110円超安を付ける場面もあったようだ。東証1部の出来高は21億8094万株。売買代金は1兆3392億円。騰落銘柄数は値上がり454銘柄、値下がり1056銘柄、変わらず154銘柄。
24日の東京外国為替市場のドル円相場は、週末にバーナンキFRB議長の講演を控え様子見気分が強まる中、1ドル76円台後半で推移したようだ。午後5時現在は、1ドル76円63~64銭と前日比01銭の小幅ドル安・円高だったようだ。朝方には、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債の格下げを発表したが、小幅なドル高・円安にとどまった。続いて、野田財務相が円高対策について会見すると伝わると、一時76円90銭に迫ったが、その後は発表が介入などについて全く触れられていない内容だったことから、失望感を誘い、午後には76円台半ばまで下落した。政府の円高対策は、即効性もないし、持続性も期待できない。意義に乏しい内容だと不評のようだが、もう死んだも同然の内閣では何ともし難いだろう。
今日のトヨタとコマツが反落で引けているが、三菱重工だけは小幅ながら反発した。何となくプラスの数字を見るとホッとするが、今は優良株お買得の良い機会だろう。
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