23日の日経平均株価は、韓国株高、中国製造業の上昇、そして押し目買いの先物買いなどで終盤に値を伸ばして、前日比104円88銭高の8733円01銭と5日ぶりに反発した。前歯では前日の株価を割り込む場面もあったが、その後は切り返しに転じたようだ。東証1部の出来高は20億9052万株。売買代金は1兆4137億円。騰落銘柄数は値上がり1295銘柄、値下がり280銘柄、変わらず94銘柄。
 
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、政府・日銀による円売り介入に対する警戒感が漂う中、1ドル76円台後半でもみ合ったようだ。午後5時現在は、1ドル76円64~66銭と前日比08銭の小幅ドル安・円高だったようだ。
朝方は、米株価の上昇や野田財務相による円高けん制発言などを受けてドルが買い戻されたが、その後は根強い欧米経済の先行き懸念を背景とした売り圧力に押される格好となり、小幅にドルが値を下げて引けたようだ。

野田財務相による介入はサプライズを与えないと意味がないという発言で緊張感が高まっているようだ。来週29日に投開票が行われる民主党代表選をめぐって、前原前外相が出馬を決めるなど野田財務相有利の状況が一変したが、誰がなっても為替相場に大きく響かないだろうという声もあるようだ。
 
トヨタが63円高の2,763円と6日ぶりに反発したようだ。米フォードと小型トラック、SUV向けハイブリッド・システムの共同開発で基本合意したと発表したことも好感されているという。しかし、三菱重工とコマツは小幅ながら値を下げて引けているのは苦しいところだ。
 
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