19日の日経平均株価は、週末の調整に加えて午後の東北地方の地震で揺り倒されるように値を落とし、前日比224円52銭安の8719円24銭と3日続落し、3月15日以来の安値を付けた。また、TOPIXは同15.62ポイント安の751.69ポイントと、09年3月16日以来約2年5カ月ぶりの安値を付けた。東証1部の出来高は20億4704万株と5営業日ぶりに20億株を回復した。売買代金は1兆3629億円。騰落銘柄数は値上がり241銘柄、値下がり1324銘柄、変わらず98銘柄。
 
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、世界経済の先行き警戒感が強まり、1ドル76円台半ばでもみ合う展開となったようだ。午後5時現在は1ドル76円47~51銭と前日比11銭のドル安・円高だったようだ。株価急落で金融市場も警戒感が増し、安全資産として円を買う動きが先行したようだ。しかし、政府・日銀の円売り介入に対する警戒感も根強く、一時77円近辺まで35銭近くドルが急伸する場面もあったようだ。20日が土曜日で、輸入企業の五・十日要因のドル買いが増えたためだという。今後は政府・日銀のドル買い介入を睨みながらの展開にあるようだという見方が多いようだ。

経済産業省と国土交通省は、乗用車の新たな燃費基準案を発表した。20年度までに全車種平均で09年度実績比24.1%改善するよう義務づける。同時に車両の重量区分で規制する現行方式から、メーカーごとに販売台数を加味した全車種平均で達成を求める方式に改める。得意車種で燃費改善を進めると基準をクリアできるようになり、日本メーカーの国際競争力強化につなげる狙いもある。一般からの意見を募った上で来春の導入を目指すようだ。
 
海外生産・販売の比率が高いメーカー側は既に世界基準を前提に新車開発を進めており、トヨタ自動車は主力のHV「プリウス」や小型車などでは新基準をほぼ達成している。ホンダもHVでは全車種が既に新基準を達成済み。日産自動車や三菱自動車も今後、新型の低燃費小型車を投入する予定で、各メーカーとも今後発売される小型車は新基準をクリアする見込みだという。

ただ、メーカーによっては、技術力に差があり、マツダと富士重工業はトヨタからHV技術の供与を受け、HVの開発を進めているが、新燃費基準の導入によって、こうした技術提携が広がる可能性もある。また、大型車は新基準の達成が難しい車種も多く、車種の絞り込みを迫られる可能性もありそうだという。
 
今日はどこも壊滅、トヨタも2,700円台、コマツも2,000円を割ってしまった。こんな時こそ買いなんだが、株をいじっている暇がないのがちょっと恨めしい。
 
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