16日の日経平均株価は、欧米の経済指標みたさの見送りムードで伸び悩んだようだが、底値も堅く、何とか前日比21円02銭高の9107円43銭と続伸だった。8月5日以来約1週間半ぶりに9100円台を回復した。東証1部の出来高は16億7375万株。売買代金は1兆696億円。騰落銘柄数は値上がり932銘柄、値下がり569銘柄、変わらず165銘柄。
 
16日の東京外国為替市場のドル円相場は小動きだったようだ。欧州の債務問題に関する独仏首脳会談を今夜に控え、様子見ムードが広がったという。午後5時現在は1ドル76円85~90銭と前日と変わらなかったようだ。ドルも危ないというなら円はそれに劣らず危ないと思うが、それも日本を評価する証しだろうか。夏季休暇シーズンで市場参加者が少ない上に、政府・日銀のドル買い・円売り介入観測と、輸出企業のドル売りに挟まれて動きが取れないのも、相場変動を抑制したようだ。
 
今日のトヨタは小幅な下落で引けている。やはりドルが85円程度にならないとなかなか苦しいだろう。海外への生産移転が加速するだろうか。三菱重工も小幅な下落で引けている。コマツだけは元気が良くなって大きく値を伸ばしているが、それでも一時期から見れば3割以上も値を落としているのが気にかかる。
 
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