12日の日経平均株価は、底堅い状況ではあったが、休日前の手じまい売りでマイナス圏に沈んで、前日比18円22銭安の8963円72銭と続落だった。株価指数オプション8月物のSQ(特別清算指数)推定値は9054円49銭。東証1部の出来高は20億2926万株(うちSQ分は概算で1億400万株)。売買代金は1兆4326億円(同1096億円)。騰落銘柄数は値上がり677銘柄、値下がり838銘柄、変わらず145銘柄。
12日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが小幅上伸だったようだ。海外の株価回復を背景に、一時は1ドル77円台まで上昇したが、午後は先行き不透明感からか伸び悩んだようだ。午後5時現在は1ドル76円64~65銭と前日比04銭の小幅ドル高・円安だった。
11日の欧米市場で株価が回復し、景気の先行きに対する懸念が後退したことから、資産の逃避先として買われていた円を売ってドルを買い戻す動きが強まったようだ。しかし、午前中には一時、1ドル77円台を回復する場面もあったが、夏休みシーズンで市場参加者・取引量ともに減っており、買い一服後は伸び悩んだようだ。今後も、戦後最安値の1ドル76円25銭突破を試す投機筋と、それを阻止しようとする当局の動きに対する警戒は根強いという。
今日もトヨタは大きく値を落とし、三菱重工もこれに続く。コマツはかろうじて2000円台を維持しているが風前の灯火というところだろう。
日本ブログ村へ(↓)