11日の日経平均株価は、米国株の大幅な反落を受けて急落したが、アジア株式の伸びでブレーキがかかり下げ幅を縮小したが、やはりドルの下落が響いて上値が重く、前日比56円80銭安の8981円94銭と反落だった。東証1部の出来高は22億3743万株。売買代金は1兆4390億円。騰落銘柄数は値上がり784銘柄、値下がり757銘柄、変わらず120銘柄。
 
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル76円台前半~77円台前半のレンジで行きつ戻りつの展開だったようだ。米経済の先行き不透明感からドルの先安感は強いが、政府・日銀の介入に対する警戒感も高まっており、薄い取引の中で値が飛びやすいという展開のようだ。午後5時現在は、1ドル766円60~61銭と前日比03銭のドル安・円高だった。今後も不安定な相場展開だろうが、欧米経済の不透明感から、戦後最安値の更新を試す動きは続く。同水準を割り込めば、75円が次の下値目標になるという。
 
トヨタが59円安の2851円と5日続落。時価総額が昨年11月2日以来約9か月半ぶりに10兆円を割り込んだようだ。三菱重工、コマツも続落状態、コマツは2,000円割れまであとわずかとなったが、落ちれば上げる株価だからここは静観だろう。
 
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