中国軍事ネットフォーラム上で先ごろ、7月29日に遼寧省で原子力潜水艦が放射能漏れ事故を起こし、事故後の現場は中国軍によって封鎖されているとの書き込みが寄せられ、話題となっている。環球時報(電子版)が報じた。

韓国メディアの朝鮮日報3日に、「中国は放射能漏れの噂(うわさ)の真偽を明らかにすべき」と題した社説を発表し、ネット上で話題となっている放射能漏れ事故に関する信頼できる情報を、一刻も早く韓国政府に提供するよう要求した。

社説では、「もし原子力潜水艦の深刻な放射能漏れ事故が発生したとすれば、海を隔てた韓国にとっても重大な問題である。海中の生物は放射能汚染の影響を受け、韓国領海域の魚類も汚染されることになる」と指摘している。

環球時報は中国国防部に対し、噂の真相を書簡で問い合わせ、5日に回答を得た。中国国防部によれば、中国海軍では原子力潜水艦の放射能漏れ事故が発生した事実はないという。
 
以前から中国原子力潜水艦の原子炉事故はあれこれ噂があったが、高速鉄道のあの体たらくを見るとさもありなんと思われる。厳選だけではなく中国の原発も放射性物質を垂れ流しているという話もある。
 
どうも中国の源泉は陸上用加圧水型原子炉を潜水艦用原子炉として十分な研究なしに改造・導入したため、構造的欠陥が原因と考えられる放射能事故が頻発しているようだ。漢級1番艦は1974年に就役したが、約10年間は完全に運用できる状態ではなかったという。
 
また、中国国内には被曝した潜水艦乗員らを対象とする、放射能汚染障害専門病院「海軍409核傷専科医院」が新たに設立されているようだ。
 
人様の国のことだし、わが国も偉そうに言える立場でもないが、国家の威信を錦の御旗にしていい加減な技術や模倣を繰り返すのはやめた方が良い。将来のために、もう少し真剣に技術革新に取り組むべきだろう。そういえば大連の方向に台風が接近しているが、中国初のセコハン空母は大丈夫だろうか。
 
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