21日の日経平均株価は、後場寄り直後はアジア株安や、円の強含みに押されながらも、先物に大口の買いが観測されると主力株を中心に買いが優勢となり、日経平均はプラス圏へ再浮上し、前日比4円49銭高の1万10円39銭と小幅続伸で引けた。一方、TOPIXはプラス圏を維持できず、小幅ながら反落した。東証1部の出来高は17億9700万株。売買代金は1兆1245億円。騰落銘柄数は値上がり487銘柄、値下がり996銘柄、変わらず176銘柄。

21日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国債務上限引き上げ問題の先行き不透明感を受けて3日続落して、一時、78円60銭近辺まで進み、1週間ぶりの安値水準となったようだ。午後5時現在は、1ドル78円77銭と前日比16銭のドル安・円高だったようだ。市場ではこの状況で介入警戒感が根強いという。介入はなくとも、郵貯や年金を使って当局がドル買いを仕掛けてくる可能性があるとの見方もあるようだ。
 
昨日は三菱重工だけが小幅ながら値を上げたが、トヨタ、コマツは安値で引けているようだ。もう少し、ドルが何とかならないものだろうか。当局はあてにはならないが。
 
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