15日の日経平均株価は、米国の6月消費者物価など経済指標の発表や、欧州のストレステスト結果公表を前に見送りムードが広がり、こう着感を強めたようだ。手じまい売りにマイナス圏へ押される場面もあったが、引けにかけてはポジション調整の買い戻しが優勢となり、高値圏まで持ち直し、前日比38円35銭高の9974円47銭と反発。ドルベースでは126.00ドルとなり、震災前の3月10日終値125.97ドルを上回った。東証1部の出来高は14億7291万株。売買代金は9759億円と、6月13日以来の1兆円割れ。騰落銘柄数は値上がり916銘柄、値下がり595銘柄、変わらず160銘柄。

15日の東京外国為替市場のドル円相場は、3連休を前に特段の材料が見当たらず、1ドル79円台前半でもみ合ったようだ。午後5時現在は1ドル79円20~22銭と前日比15銭のドル高・円安だった。市場では、16日未明に発表される欧州金融機関のストレステストの結果を待つムードが漂っており、今は小休止といったところだという。」(信託銀)との指摘があった。ただ、ストレステストの結果が良くても、欧州の抱えるソブリン危機自体が即座に解消するわけではないという見方が多いようだ。
 
トヨタは19日に仙台市内のホテルで会見を開くようだ。豊田章男社長のほか、東北に生産拠点を置く関東自動車工業、セントラル自動車、トヨタ自動車東北の3社の社長が出席するという。関東自動車工業、セントラル自動車、トヨタ自動車東北の3社は、トヨタが関東自動車工業を2012年1月1日付けで完全子会社化した上で、12年7月に合併する予定で、会見は「東北の復興支援に関する新たな取り組みについて」と題して行われるという。企業の取り組みはボンクラ政府と違って誠に素早い。
 
今日は三菱重工だけが上げている。トヨタとコマツはやや値を下げて引けているのは残念なことだ。
 
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