「有期懲役では軽すぎる。被告に無期懲役を求刑します」(検察官)
検察官の「無期懲役」という声が法廷に響いた瞬間、市橋被告は微動だにせず、うつむいたままでした。日本の最高刑、「死刑」を求めていた遺族は、小さくうなずいていました。
4年前、千葉県市川市でリンゼイ・アン・ホーカーさんを暴行し、殺害したとして殺人や強姦致死などの罪に問われている市橋達也被告。12日の論告求刑で、検察側は「遺体の首には少なくとも3分から5分圧迫した痕があり、殺意があったことは明らか」とした上で、こう述べました。
「2年7か月以上にわたって逃亡し、市橋被告はなんとしてでも逃げ通そうとしていた。法廷でも殺意を否定し、自分をかばうような供述ばかりで反省の態度は全くみられない」(検察官)
しかし、被害者が1人であることなどから、検察側は死刑ではなく無期懲役を求めました。一方、弁護側は最終弁論で、「被告に殺意はなく、殺人ではなく傷害致死などの罪にあたる」と主張しました。法廷では、リンゼイさんの遺族の代理人が意見を述べる一幕もありました。
「裁判での被告の態度には失望させられました。被告に都合のよいストーリーであり、最後の最後まで 真実を語ろうとしませんでした。被告は自分の罪と向き合うべきです」(遺族の代理人)
法廷で「最後に言いたいことは」と問われた市橋被告は、「リンゼイさんを殺そうと思ったり、死んでもいいと思ったことはない」と改めて殺意を否定したうえで、「逃げている間、働いて感じたことは、人の命は一番尊いということです。本当に申し訳ありませんでした」と、はっきりとした口調で裁判員らを見つめました。判決は今月21日の午後に言い渡される予定です。
検察官の「無期懲役」という声が法廷に響いた瞬間、市橋被告は微動だにせず、うつむいたままでした。日本の最高刑、「死刑」を求めていた遺族は、小さくうなずいていました。
4年前、千葉県市川市でリンゼイ・アン・ホーカーさんを暴行し、殺害したとして殺人や強姦致死などの罪に問われている市橋達也被告。12日の論告求刑で、検察側は「遺体の首には少なくとも3分から5分圧迫した痕があり、殺意があったことは明らか」とした上で、こう述べました。
「2年7か月以上にわたって逃亡し、市橋被告はなんとしてでも逃げ通そうとしていた。法廷でも殺意を否定し、自分をかばうような供述ばかりで反省の態度は全くみられない」(検察官)
しかし、被害者が1人であることなどから、検察側は死刑ではなく無期懲役を求めました。一方、弁護側は最終弁論で、「被告に殺意はなく、殺人ではなく傷害致死などの罪にあたる」と主張しました。法廷では、リンゼイさんの遺族の代理人が意見を述べる一幕もありました。
「裁判での被告の態度には失望させられました。被告に都合のよいストーリーであり、最後の最後まで 真実を語ろうとしませんでした。被告は自分の罪と向き合うべきです」(遺族の代理人)
法廷で「最後に言いたいことは」と問われた市橋被告は、「リンゼイさんを殺そうと思ったり、死んでもいいと思ったことはない」と改めて殺意を否定したうえで、「逃げている間、働いて感じたことは、人の命は一番尊いということです。本当に申し訳ありませんでした」と、はっきりとした口調で裁判員らを見つめました。判決は今月21日の午後に言い渡される予定です。
こいつは反省などしてはいない。求刑基準があるので死刑は無理なのだろうが、死刑を求刑してやってもいいと思う。もっと言えば一審は死刑判決でも良いのではないか。
自己の邪悪な欲望のために強姦して長時間監禁し、そのあげくに犯行が露見するのを防ぐために人の命をいとも簡単に奪うような自己中心的な卑劣な人間には自己の意思に反して命を奪われることが、どれほどの苦痛を与えるのかしっかりと思い知らせるべきだろう。
本当に罪を悔いていれば肝心なところで、「知らぬ、存ぜぬ」などということは言わないだろう。長期間逃亡を続け、逮捕後も黙秘、ハンストを続け、裁判の直前で供述をするも裁判ではその供述さえものらりくらりと言い逃れる。被告人の防御権を考慮してもこの男の態度は許し難い。自分が命を奪われるという現実に直面して心身ともにずたずたに引き裂かれ、言いようのない恐怖の中で命を奪われた被害者の無念をしっかりと認識させるべきだろう。
殺害された被害者の数が死刑の判断というが、この男の自己中心的な卑劣さは救いようがない。それも十分に死刑に値するはずだ。
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