4日の日経平均株価は、アジア株の上昇や主力株の伸びなどに引っ張られて、前週末比97円02銭高の9965円09銭と5日続伸で引けた。取引時間中としては5月2日以来2カ月ぶりに1万円の大台を回復した。ただ、米国休場を前に商いは伸び悩み、大台回復の達成感もあって、引けにかけて伸び悩んだようだ。東証1部の出来高は18億8129万株。売買代金は1兆2191億円。騰落銘柄数は値上がり1256銘柄、値下がり315銘柄、変わらず98銘柄。

週明け4日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが小反落で引けたようだ。米国市場が独立記念日で休場のため、様子見が主導したようだ。午後5時現在、1ドル80円65~68銭と前週末比12銭のドル安・円高だった。先週、ギリシャ問題に集まった市場の関心は、再び米経済の先行きに戻りつつあるようだ。前週末に米国で発表された経済指標が堅調な数字を示したことで、米国が二番底に陥るとの市場の懸念が和らいだが、先行きを見極めたいとのムードも強く、8日の雇用統計の内容に注目が一段と高まっており、それまで相場は大きく動けないだろうという。
 
米国で、日本メーカーのハイブリッド車の新車販売が急減速してきた。東日本大震災による減産の影響を、もろに受けたようだ。各社の発表によると、ハイブリッド車の6月米国販売実績は、トヨタ(レクサスを含む)が5,703台で、前年同月比は62.5%減と大きく失速したという。

その内訳は、『プリウス』が前年同月比62.1%減の4340台と大幅な減少。レクサス『HS250h』は、74.6%減の159台にとどまった。新型コンパクトハイブリッドの『CT200h』は、240台。3月には2199台を売り上げていたことを考慮すると、大幅な落ち込みだ。またホンダは、『インサイト』が前年同月比34.2%減の1021台、『CR-Z』が966台。『シビックハイブリッド』は新型投入にもかかわらず、36.5%減の418台という結果に終わっているというが、これも徐々に回復するだろう。
 
今日のトヨタはしっかりと値を上げている。コマツも同様に大きく値を伸ばした。三菱重工だけがちょっと渋かったが、それでもプラスだからよしとしておこう。
 
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