航空自衛隊を退役した偵察機「RF-4EJ」と戦闘機「F-4EJ改」が茨城空港(茨城県小美玉市)で展示されることが決まり、航空自衛隊百里基地と同空港では29日、隊員や作業員らが2機の搬送作業を実施した。同基地によると、RF-4EJが基地以外で一般に公開されるのは全国で初めてで、F-4EJ改と2機同時で展示するのも前例がないという。
同基地によると、RF-4EJは平成20年2月に、F-4EJ改は21年3月に退役。その後、整備隊員が通常業務の合間を縫い、エンジンをはじめ使用可能な部品を取り外したほか、展示用に機体を塗装し直すなどの作業を実施したという。
今回の搬送では同空港の民間航空機の離着陸に影響が出ないように早朝に作業を実施した。同基地では午前6時すぎに2機を格納庫から出し、専用の車で時速8キロのペースで牽引(けんいん)。2本の滑走路を経由して同空港ターミナルビルの横に作られた広場に運び、待機していたクレーンでつり上げられた後、コンクリート製の台座に据え付けた。
同基地の荒木淳一司令は「ただスクラップになるより、こういう形で展示されることになり、整備にかかわった隊員やパイロットも喜んでいる。空港活性化につなげてもらえれば非常にうれしく思います」と話している。県空港対策課などによると、正式な一般公開は7月23日の予定。
同基地によると、RF-4EJは平成20年2月に、F-4EJ改は21年3月に退役。その後、整備隊員が通常業務の合間を縫い、エンジンをはじめ使用可能な部品を取り外したほか、展示用に機体を塗装し直すなどの作業を実施したという。
今回の搬送では同空港の民間航空機の離着陸に影響が出ないように早朝に作業を実施した。同基地では午前6時すぎに2機を格納庫から出し、専用の車で時速8キロのペースで牽引(けんいん)。2本の滑走路を経由して同空港ターミナルビルの横に作られた広場に運び、待機していたクレーンでつり上げられた後、コンクリート製の台座に据え付けた。
同基地の荒木淳一司令は「ただスクラップになるより、こういう形で展示されることになり、整備にかかわった隊員やパイロットも喜んでいる。空港活性化につなげてもらえれば非常にうれしく思います」と話している。県空港対策課などによると、正式な一般公開は7月23日の予定。
一世を風靡した名戦闘機F-4 EJファントムⅡもいよいよ第一線を退く時期が来た。対抗馬がないという圧倒的な支持を受けて航空自衛隊の主力戦闘機に選定されたF-4だが、寄る年波には勝てず第一線を退こうとしている。しかし、武骨な古武士のような風貌はなかなかの迫力なのでこうした形で残すことは悪いことではないだろう。人間ならば、「長い間、日本の空を守ってくれてありがとう。お疲れ様」というところだろうか。
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