30日の日経平均株価は、変わらず手掛かりのない状態だが、ドレッシング買いが期待されて、前日比18円83銭高の9816円09銭と3日続伸だった。終値としては5月11日以来約1カ月半ぶりに9800円台を回復した。東証1部の出来高は19億263万株。売買代金は1兆3194億円。騰落銘柄数は値上がり1143銘柄、値下がり366銘柄、変わらず154銘柄。

30日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが軟調で推移したようだ。ギリシャ債務問題に対する懸念後退でユーロが買われたためにドル安が進み、つれて対円でも下落した。午後5時現在は1ドル80円41~42銭と前日比65銭のドル安・円高だった。ギリシャ議会で緊縮財政法案が可決され、デフォルト回避に向けたヤマ場を超えたとの見方が強まり、ユーロが上昇、ドルは対主要通貨で全面安となったようだ。
 
東京電力、東北電力管内の夏の電力不足に対応して平日昼間のピーク電力消費量を引き下げるため、自動車メーカーの木曜日の休業がスタートした。日本自動車工業会は、夏のピーク電力消費量を下げるため、休日を土・日曜日から木・金曜日にシフトすることを決定、国内自動車メーカー各社は、自工会の方針に沿って実行する。多くが9月までで、6月30日の木曜日から日産自動車、ホンダ、富士重工業の3社は休業に入った。

7月1日金曜日には、三菱ふそうトラック・バスを除く国内の全ての自動車メーカーが休業となり、代わって多くの自動車メーカーが7月2、3日の土・日曜日に工場を稼働する。休日シフトは初めての取り組みで、工場周辺の飲食店、交通機関や保育施設などに影響が出る見通しだという。

今日のトヨタはしっかり上げたが、三菱重工、コマツはかなり渋い上げ幅だったようだ。もっとも渋くても上げてくれれば結構なことだが。
 
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