10日後場の日経平均株価は、9,500円を割り込むと買い得感があるようで、前日比47円29銭高の9514円44銭と4日続伸で週末を引けた。終値としては2日以来1週間ぶりに9500円台を回復したが、週末の調整で上値が重かったようだ。株価指数オプション6月物のSQ(特別清算指数)推定値は9553円69銭。東証1部の出来高は24億1680万株(SQ分は概算で6億3900万株)。売買代金は1兆8072億円(同6229億円)。騰落銘柄数は値上がり1002銘柄、値下がり490銘柄、変わらず164銘柄。

10日の東京外国為替市場のドル円相場は、材料のない中で、午後は1ドル80円台前半を中心に小動きで推移したようだ。午後5時現在は80円08~09銭と前日比01銭のドル安・円高だったようだ。米長期金利の上昇で日米金利差拡大観測を背景に、ドル買いの流れを引き継ぎ、朝方はドルが堅調に始まった。しかし、先に買い進むだけの材料が見当たらないことで、利益確定の売りが出て、80円台を境にもみ合ったようだ。市場では、大きく円が買われることもないようだが、ドルを買い進む材料も乏しいので、当面は日々の状況で一進一退の市場が続きそうだという。
 
トヨタは、12年3月期連結決算の業績予想を発表したようだ。営業利益は前期比35.9%減の3000億円で3年ぶりの減益。円相場の高止まりや東日本大震災による販売減で上期は1200億円の赤字となるという。しかし、生産が正常化する下期は4200億円の黒字を予想、通期で営業黒字を確保するという。年間売上高は前期比2.1%減の18兆6000億円、最終(当期)利益は同31.4%減の2800億円と見込んでいるようだ。

今日のトヨタは堅く値を上げているが、黒字確保が好材料だろうか。三菱重工は元気が良い。またも400円台に王手をかけている。中国関連暴落で足を引っ張られているコマツはどうもいけない。高値で売っておけばよかったがまあいいか。
 
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