菅直人首相は10日の参院予算委員会で、自身の退陣について「潔いという言葉は決して嫌いではないが、最後の最後まで責任を全うすることの方が政治家には必要だ」と述べ、早期退陣を改めて拒否した。さらに「次に責任を引き継げる形を取らなければいけない」と述べ、与野党協力の道筋がつかないことを、早期退陣拒否の理由の一つに挙げた。
たちあがれ日本の片山虎之助氏が早期退陣を求めたのに対し、首相は自民党の谷垣禎一総裁の発言について「最近は『あなたが辞めようが辞めまいが、簡単には協力できない』と話している」と指摘。進まない与野党協力について、自民党にも責任があるとの論理を展開した。退陣までに一定の成果を挙げたいとの思いからか、首相は11日に東日本大震災の被災地・岩手県釜石市を訪れるほか、12日には自然エネルギーの本格的普及を訴える孫正義ソフトバンク社長らと官邸で意見交換するなど、意欲満々の日程を続々と入れている。
たちあがれ日本の片山虎之助氏が早期退陣を求めたのに対し、首相は自民党の谷垣禎一総裁の発言について「最近は『あなたが辞めようが辞めまいが、簡単には協力できない』と話している」と指摘。進まない与野党協力について、自民党にも責任があるとの論理を展開した。退陣までに一定の成果を挙げたいとの思いからか、首相は11日に東日本大震災の被災地・岩手県釜石市を訪れるほか、12日には自然エネルギーの本格的普及を訴える孫正義ソフトバンク社長らと官邸で意見交換するなど、意欲満々の日程を続々と入れている。
『瓦礫の処理が終わるまで。被災者が仮設住宅に入って生活が安定するまで。与野党の協力体制が整うまで。』 四面楚歌の中、次から次へと政権にしがみつく条件を掲げる菅総理だが、何だかんだと言いながら、政権に未練たらたらのご様子だ。
責任、責任と言うが、こんな状態になっているのはご自分の責任だろうし、与野党協力が進まないのはご本人が政権にしがみつくからだろう。全てがそのせいだけでもないが、要するに一言で言えばこの人には国を統べるだけの能力がないということだろう。そういう方には早く辞めてもらった方が良い。総理の地位にあっても混乱を生じるだけなのだから。政権を個人の自己満足のために使ってはいけない。
日本ブログ村へ(↓)