8日後場の日経平均株価は、米国景気の先行き懸念か、上値が重く、前日比6円51銭高の9449円46銭と小幅な続伸だった。一時9400円を割り込んだが、底堅さが意識されて次第に下げ幅を縮小、ドルがやや戻したこともあって、プラス圏へ再浮上した。東証1部の出来高は16億6375万株。売買代金は1兆299億円。騰落銘柄数は値上がり765銘柄、値下がり703銘柄、変わらず177銘柄。

8日の東京外国為替市場のドル円相場は、米景気の先行き不透明感で、1ドル80円を下回って推移したようだ。午後5時現在は79円86~87銭と前日比37銭のドル安・円高だった。東京市場では、米国経済に対する懸念を背景に日経平均株価が一時前日比でマイナスに転じた。アジア株も軟調に推移したため、市場ではリスクを回避しようとする動きが広がり、安全資産とされる円が買われ、ストップロスのドル売りを誘ったようだ。
 
トヨタからエンジンの供給を受けている英国ロータスカーズは、2010年秋のパリモーターショーにおいて、新型エランのプロトタイプを初公開したが、ミッドシップにトヨタ製の4リットルV6をベースにしたスーパーチャージャーユニット(最大出力450ps、最大トルク47.4kgm)を積み、2013年秋に市販すると宣言していた。しかし、ロータスカーズは、この新型エランの発表を延期して自社開発のエンジンを載せる方向へ、舵を切ったようだ。同社はV6だけでなく、最大出力570psクラスのV8エンジンも独自開発するという。
 
今日のトヨタは小幅な続伸だったが、三菱重工は小幅な下落、コマツはどうも止めどがないようだ。
 
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