菅直人首相は28日午前(日本時間同日午後)、訪問先のブリュッセルで同行記者団と懇談し、民主党内で内閣不信任決議案に同調する動きがあることを踏まえ、29日の帰国後に小沢一郎元代表ら党代表経験者に対し面会を求める意向を示した。
首相は「民主党内は一致結束した行動をとってもらえるものと私は信じている」と繰り返したが、首相退陣論を公言している小沢氏との面会で、不信任案可決を回避する狙いがあるとみられる。
首相は「広く代表経験者とお話しする機会があればありがたい」と述べた。政権批判を先鋭化させている小沢氏の動向については「私も多少長いおつきあいになっているが、今の状況で何かコメントすることは控えたほうがいい」と述べるにとどめた。
不信任案の採決で造反した議員の処分については「そういうことにならないと信じている」と強調。不信任案可決の場合に衆院解散に踏み切る可能性についても「党内が一致して行動できると信じているので、それ以上のことは想定していない」と述べた。
東京電力福島第1原発1号機の海水注入中断問題に関し、政府や東電の情報が二転三転したことについて「結果として情報が正確に伝わらなかったことに責任を感じている」と釈明。海水注入を独断で続けた第1原発の吉田昌郎所長については「注入を続けたこと自体は間違いではない」と述べ、処分は必要ないとの認識を示した。
首相は「民主党内は一致結束した行動をとってもらえるものと私は信じている」と繰り返したが、首相退陣論を公言している小沢氏との面会で、不信任案可決を回避する狙いがあるとみられる。
首相は「広く代表経験者とお話しする機会があればありがたい」と述べた。政権批判を先鋭化させている小沢氏の動向については「私も多少長いおつきあいになっているが、今の状況で何かコメントすることは控えたほうがいい」と述べるにとどめた。
不信任案の採決で造反した議員の処分については「そういうことにならないと信じている」と強調。不信任案可決の場合に衆院解散に踏み切る可能性についても「党内が一致して行動できると信じているので、それ以上のことは想定していない」と述べた。
東京電力福島第1原発1号機の海水注入中断問題に関し、政府や東電の情報が二転三転したことについて「結果として情報が正確に伝わらなかったことに責任を感じている」と釈明。海水注入を独断で続けた第1原発の吉田昌郎所長については「注入を続けたこと自体は間違いではない」と述べ、処分は必要ないとの認識を示した。
あれだけ小沢切りで政権浮揚を図ってきたその相手に自分が都合が悪くなると何とか協力してくださいなんてずい分とご都合なことだ。小沢とは合わないからと言って切ろうとしたんじゃないのか。この人には信念も誇りもないんだろうか。こんなのが我が国の総理なのかい。
党内が一致して行動できるというが、それを断ち切って政権浮揚を図って今まで来たんじゃないのかねえ。鳩の説得も聞かずに、清廉潔白な政治を貫くと。政治家は国家と国民のために、「これが最善」と自ら信じることを貫く信念が必要なのに、ご自分の都合でもうもコロコロと変わってしまうような総理をだれも信用しないだろう。
オバマ大統領も訪米を受け付けてくれなかったようだが、こんなの危なくてまともな会談なんかできるかとでも思っていたのだろうか。せめて最後くらい潔く身を引けばいいのにどうせじたばたともがくんだろうな、最後の最後まで。
それからあまり東電に責任を転嫁しすぎると、一国の総理だからと言ってもネズミにかまれることもあるかもしれないので気をつけた方が良いんじゃないのかねえ。
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