菅直人首相は24日夕、フランス・ドービルで開催される主要国首脳会議(サミット)に参加するため、羽田から政府専用機でパリへ向け出発した。サミットでは、東京電力福島第1原発の事故を踏まえ、原発の安全性を高める一方、再生可能な自然エネルギーを新たな基幹エネルギーに位置付ける方針を表明する。
 
首相は出発に先立ち、首相官邸で記者団に「(東日本)大震災に対する世界中、特にG8(主要8カ国)からの支援へのお礼と、大震災を乗り越えて元気に復興していくという意気込みを、世界の皆さんに伝えたい」と語った。 

この人が出ていくと意気込みも凹みそうだ。福島の原子炉は未だに収束の見通しもなく震災復興の青写真さえ描けていない。再生可能な自然エネルギーを基幹エネルギーに据えると言ってもこれも何らの具合的な計画はないようだ。鳩の二酸化炭素25%削減と同様画餅と化すのが関の山だろう。でも本当に目先のエネルギー供給をどうするんだろう。何か画期的な奥の手があるんだろうな、宇宙空間に大型太陽光発電機を打ち上げて電磁波で地上に送信して電気エネルギーに変換するとか。
 
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