23日の日経平均株価は、アジア株の下落と、先物への断続的な売りに押され、日経平均は下げ幅を170円近くまで拡大するなど荒れ模様で、前週末比146円45銭安の9460円63銭と3日続落で引けた。安値圏で停滞し、終値としては4月19日以来約1カ月ぶりに9500円を割り込んだ。東証1部の出来高は18億2739万株。売買代金は1兆2415億円。騰落銘柄数は値上がり363銘柄、値下がり1202銘柄、変わらず103銘柄
 
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州の信用不安でリスク回避に向けた動きから、1ドル81円台前半に続落したようだ。午後5時現在は81円43~45銭と前週末比19銭のドル安・円高だった。朝方は、前週末とほぼ同水準だったが、大手格付け会社フィッチ・レーティングスが前週末に、ギリシャの格付けを3段階引き下げたのに加え、ドイツ連邦銀行(中央銀行)のワイトマン総裁がギリシャの債務不履行に対する懸念を口にするなどユーロ不安が再燃して、リスク回避に走る投資家の動きで、ドル円も売られたようだ。
 
中部電力は、浜岡原発運転停止に伴って、7月の電力供給予備力が5%程度になったと発表したようだ。今月9日に公表した2%程度よりは増えたが、依然として低水準のため、夏場の月~水曜午後1~4時の時間帯に節電をするよう、契約者に協力を求めた。日本自動車工業会が節電対策で7月から工場を休む木・金曜は、約100万キロワットの需要低減が見込まれるという。月~水曜は、事業所や家庭で午後1時から3時間節電すれば、5~10%程度の節電効果があるとみている。
 
将来は再生可能エネルギーなど新規の電力供給源が開発されるかもしれないが、ここ10年程度の見通しがまるで立たない状況では困ったものだ。節電といくら叫んでもそれだけというのはいかにも場当たり的ではないだろうか。
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに全敗の状況だが、特にコマツは悲惨としか言いようがない状況だ。中国の金融引き締めによる景気減速が原因のようだ。
 
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