「私は原子力の専門家ではありませんので、すべてを知っているわけではありません」菅直人首相は23日の衆院東日本大震災復興特別委員会でこう釈明した。

「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任していた過去の発言を自ら否定した格好だ。

首相の発言は、東京電力福島第1原発1号機への海水注入が一時中断した問題で、自民党の谷垣禎一総裁から「(当時)再臨界などいろいろな危険性があったとの認識でいいのか」とただされた際の答弁。

日ごろは「周囲の意見を聞かない」(官邸筋)といわれる首相は続けて「東電や原子力安全委員会などから震災以来、助言をいただいている」とも言いだし、野党席から失笑が漏れた。
 
わざわざ国会で答弁しなくてもだれもこの総理大臣様が原子力の専門家だとは思っていないと思うけどねえ。実際のところはあまりの事態に逆上して怒鳴り散らしているのに閉口した取り巻きが、「総理が落ち着くまで海水の注入を待って欲しい」とでも東電側に伝えたんじゃないだろうか。
 
それにしてもぼろぼろとよくもこれだけボロが出てくるものだ。中韓にもまともに相手もされない政権だが、今は日本国の唯一の正統政権なのだから、どうか冷静に合理的な対応をぜひお願いしたい。
 
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