全国銀行協会の奥正之会長(三井住友フィナンシャルグループ会長)は19日の定例会見で、枝野幸男官房長官が東京電力への債権放棄を金融機関に求めた問題について、「原子力発電所の賠償スキームが固まりつつある中、市場に波紋を呼ぶ発言がなぜ出るのか」と述べ、不快感を示した。
奥会長は、格付け会社が東電の格付けを引き下げるなど「国内外の投資家がナーバス(神経質)になっている」と指摘。枝野長官に対して、「発言に配慮していただきたい」と注文をつけた。銀行も顧客や株主に責任を負っているとの意識が、こうした不快感の背景にあるとみられる。
金融機関は3月末に東電に約2兆円を融資したが、追加融資を行うかどうかについては、「賠償スキームや東電からの要請の内容を踏まえながら考えたい」と述べるにとどめた。
奥会長は、格付け会社が東電の格付けを引き下げるなど「国内外の投資家がナーバス(神経質)になっている」と指摘。枝野長官に対して、「発言に配慮していただきたい」と注文をつけた。銀行も顧客や株主に責任を負っているとの意識が、こうした不快感の背景にあるとみられる。
金融機関は3月末に東電に約2兆円を融資したが、追加融資を行うかどうかについては、「賠償スキームや東電からの要請の内容を踏まえながら考えたい」と述べるにとどめた。
なぜそんな発言が出るのかって、それは言っている本人が、ろくに後先のことを考えずにその場だけ受けそうなことを口走るからです。経済界に与える影響など天地がひっくり返っても考えているはずもありません。ただ、大衆けの度合いだけは考えているとは思いますが。
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