自民党の大島理森副総裁は16日午後、BS11の番組で、東日本大震災の復興対策を盛り込む平成23年度第2次補正予算編成の前に、公立病院やゴミ処理場の建設など復旧対策に充てるための2兆円規模の緊急追加対策を近く発表することを明らかにした。大島氏は「みんな復興という言葉を出すが、今やるべきことはまだ復旧だ」と述べた。
 
確かに震災から2か月も経っているのに未だに避難所生活が終了しないというのはちょっとおかしいだろう。体育館や公会堂などに雑魚寝生活はせいぜい半月、いくら我慢しても1か月が限度だろう。プレハブばかりではなく2階建てでも3階建てでもいいだろうし、小家族にはトレーラーハウスでもいいだろう。
 
核家族化でプライバシーと言う概念に慣れた今の日本人には、とにかくプライバシーを守れる生活を取り戻してやることが急務だろうに未だにそれが出来ないというのも困ったものだ。福島などはこれから避難と言う地域もある。家族が家族という単位を守って生活できる環境を取り戻してやること、これが出来てこそ、その後に復興が考えられるようになるのだろう。それを思うと今、復興を議論するのはちょっと早いというのも肯けるように思う。
 
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