北沢俊美防衛相は8日、沖縄県宮古島を訪ね、同島以西の先島諸島への陸上自衛隊配備に向け、調査を進める方針を下地敏彦宮古島市長に正式に伝えた。中国の海洋進出を念頭に置いた南西諸島の防衛力強化の一環。同省は沿岸監視部隊を与那国島に、有事の際の初動担任部隊を宮古島や石垣島に配備することを検討しており、11年度予算で3000万円の調査費を計上している。
北沢防衛相は市長との会談で「部隊配備の計画が決まってくれば話すので、ともに考えてほしい」と協力を要請した。陸自部隊は沖縄本島以西に配置されておらず、航空自衛隊のレーダーサイトがある宮古島より西は「防衛上の空白地域」(防衛白書)となっている。
北沢防衛相は市長との会談で「部隊配備の計画が決まってくれば話すので、ともに考えてほしい」と協力を要請した。陸自部隊は沖縄本島以西に配置されておらず、航空自衛隊のレーダーサイトがある宮古島より西は「防衛上の空白地域」(防衛白書)となっている。
震災でほとんど記事になることがなかった先島諸島への自衛隊配備だが、こちらは順調に進んでいるようだ。まだこの先地元の理解を得るという手続きがあるが、軍隊には極めて態度が厳しい先島諸島のようだからまだまだもめるかも知れない。配備規模は先島諸島全体で対馬と同様の連隊扱いの特別中隊1個+α程度だろうか。それでもあるとないでは大違いなのでこれは結構なことだろう。
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