思い付き1
 
菅直人首相は2日午前の参院予算委員会で、東日本大震災の被災者の仮設住宅入居完了目標を8月中旬とした方針について「人を増やすなり、いろんな手当を含めてやれば達成できるとの私なりの判断だ」と述べ、大畠章宏国土交通相らと十分に調整した上での発言ではなかったことを示唆した。自民党の林芳正氏の質問に対する答弁。

林氏は首相の方針について「担当閣僚から(見通しの)確認をとった上で『お盆まで(入居完了)』といったのか」と指摘。首相は「私が強く指示すれば実現ができるとの見通しの下で申し上げた」と語った。

思い付き2
 
小佐古敏荘東大大学院教授が政府の原発事故対応を「場当たり的」と批判して内閣官房参与を辞任した問題が2日、参院予算委員会で取り上げられ、菅直人首相が小佐古氏の就任、辞任時とも対応を人任せにしていたことが明らかになった。震災発生後、経済産業省や原子力安全委員会への不信感から、参与を次々と任命した首相。事故の場当たり対応批判への反論に必死だが、ブレーンの起用が「場当たり的」だった実態が浮かび上がった。

自民党の林芳正氏から小佐古氏起用の経緯をただされると、首相は、同氏の教え子に当たる空本誠喜民主党衆院議員から推薦があったと紹介した上で、「私自身は面識はなく、この分野(放射線安全学)で高い知見を持つ方だと関係者はどなたも話していたので、尊重して任命した」とし、事前に面談もしなかったことを認めた。
 
野バトもそうだったが、こいつ等に手続きとか調整とか計画性とかリスク管理などというものを求めることそれ自体が空しいことだ。ハトがぶち上げた普天間国外・県外移設や二酸化炭素25%削減もそうだったが、内閣参与の任免にしても仮設住宅にしてもその場の思い付きで口走って、その後は担当者を「何とかしろ」と怒鳴り散らすのだろう。
 
だからG8で「新エネルギー政策」なるものをぶち上げるのは良いが、どうせこれといった計画などあるはずもなく、その場の耳触りの良い言葉だけなのだろうから、後でツケを負わされるか、バカにされるのが関の山だろう。バカにつける薬はないというが、薬がなければ表に出すな。誰がこんな小学校の学級委員会レベルの政治屋に政権を渡したんだ。

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