28日の日経平均株価は、先物に買いが入って、前日比157円90銭高の9849円74銭と大幅続伸し、高値引けだったようだ。終値で9800円台を回復するのも、200日移動平均線を上回るのも、3月14日以降としては初めて。東証1部の出来高は21億8440万株と15日以来の20億株超え。売買代金は1兆6028億円。騰落銘柄数は値上がり1255銘柄、値下がり295銘柄、変わらず123銘柄。

28日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の超低金利政策が今後も続くとの観測で、他通貨に対してドルが売られる中でドルは円に対しても小反落したようだ。午後5時現在は1ドル81円58~60銭と前日比21銭のドル安・円高だったようだ。

ドルは海外の流れで続伸していたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)とバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長会見を通じて、米国の超低金利政策が当分続くとの見方が強まり、その後、ドルは他の通貨に対して売られる展開となり、円に対しても値を下げたようだ。FOMCが利上げに動くまでには時間がかかるので、米欧間の金利差を考えるとドル安地合いが続きそうだという。
 
トヨタはやや失地回復、三菱重工は小幅な反発、コマツは大幅に値を伸ばして引けている。ドル高と震災の被害で自動車業界はまだまだ逆風が続きそうだが、制海と違って、日本の経済界はなかなか優秀なので何とかするだろう。
 
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