今週の東京株式市場は、3月期決算発表の本格化を前に動きにくい状況が続くだろう。日経平均株価は200日移動平均線(15日=9806円)が極めて厚い壁として上値を押さえこんでいる。また、底値も、3月第3週に9552億円と過去2番目の買い越し額を記録し、4月第1週まで23週連続買い越している外国人投資家の買いで、比較的堅いようだ。震災と原発危機がどう動くかにもよるが、今週のレンジは、
 
上値が9,800円、底値が9,500円程度
 
だろうか。今後の見通しは震災被害や電力問題でなかなか厳しいものがあるようだ。震災による環境の変化が鍵になるだろうが、これだけの震災でも何とか今のレベルを保っているのだから、少しでもいい方向に向いてくれれば1万円抜けも期待できるだろう。
 
日本ブログ村へ(↓)