12日後場の日経平均株価は、原発事故の深刻化や相次ぐ大型余震で、前日比164円44銭安の9555円26銭と大幅続落で引けた。リスク回避のドル・円の下落も影響しているようだ。今回の地震のエネルギーをTNT火薬に換算すると4億8千万トン分という。関東大震災や阪神淡路大震災の1千倍のエネルギーのようだ。日本列島が乗っているプレートも大きく破壊されているので東日本のどこでもM8クラスの地震が起こってもおかしくないという。もう1回来たら10年はだめかもしれない。東証1部の出来高は22億3146万株。売買代金は1兆4158億円。騰落銘柄数は値上がり133銘柄、値下がり1485銘柄、変わらず59銘柄。

12日の東京外国為替市場のドル相場は、東日本大震災の余震発生などを背景に投資家心理が悪化する中、円の買い戻しが先行したが、夕方にかけて円を売る動きが強まり、急速に下げ渋ったようだ。午後5時現在は1ドル84円33~34銭と前日比39銭のドル安・円高だったようだ。日本は大震災や余震、福島原発事故の深刻度合いが最悪レベルに引き上げられたことなど、これほど痛めつけられているのにリスク回避に円買いというのが良く分からない。リスクの震源である日本の通貨をどうして買うのだろうか。
 
今日のトヨタは小幅な反落で引けている。あまりいい材料がないにしては良く踏みとどまっていると言えるだろう。三菱重工は悪い材料がないのに大幅な反落、コマツも小幅ながら反落で引けている。
 
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